研究会開発事例

【case 1】水産総合研究センター × 北海道総合研究機構 ×(株)スマートサポート

漁労用軽労化支援スーツ

65歳以上の高齢者が4割近くに及ぶ漁業において、労働環境の整備については、ほぼ漁業者の自助努力に委ねられております。

 既存の前屈みでの作業を支援するスマートスーツライトを、複数の作業が混在し且つその順序や発生頻度の違う作業内容に合わせた新たなスーツの開発へ。

 人の手による力仕事がいまだに多く残されている漁労作業において、機械化や作業方法の変更は無理でも、軽労化技術を活用して作業負担を適正化すれば腰痛などの発症リスクを減らし、健全な身体で末長く就労できる可能性を増やすことができます。

【case 2】大成建設(株)× 北海道大学 × 苫小牧高専

アシスト+体力=軽労化の取組み

ベテランの建設技能労働者が安全に安心して働ける現場づくりを目指して調査研究を実施しております。

 建設現場における作業の腰部負担測定と体力測定をセットで実施し、軽労化ツールの職場導入について、新たな知見を得て広く普及し、高齢労働者が安全に安心して働ける職場づくりと、高年齢労働者の労働持続可能性の向上に貢献していきたいと考えております。