軽労化とは

人生100年時代、あなたは10年後、20年後に、

自分が働いている姿を想像できますか?

北海道大学 大学院情報科学研究科 教授

 人だからできる仕事、人のぬくもりが必要な仕事は少なくありません。そのような仕事は、人々の生きがいとなり、日々の生活の糧となりますが、体の衰えや労働による傷病によって離職する人が増えています。

 人の手による仕事の労力や、人の疲労を軽くし、いつまでも生きがいを持って働き、楽しく暮らせる社会を支える技術、これが「軽労化技術」です。

 私たち「軽労化研究会」は、誰もが安心して使える「軽労化技術」を研究・開発するだけでなく、「軽労化技術」によって労働意欲のある方の身体機能をサポートし、誰もが持続的に参画可能な「軽労化社会」の創造を目指します。

 

 【軽労化研究会 会長】  田中孝之氏(工学博士)

軽労化技術とは

 「軽労化技術」とは、労働の負担や疲労を軽減することで、労働による傷病リスクを下げるとともに、主体的な動きをサポートすることで、働き続けられる身体能力を維持するためのアシスト技術です。