旧スマートスーツ研究会

農作業疲労は腰と肩に集中!

 最近、日本農業新聞が20~80代の農家約1200名に愛して調査したところ、重い荷物を持ったり、同じ姿勢を長時間続けることで疲労が蓄積し、特に腰の疲労は90%の人が翌日以降にも残ると回答したそうです。

 我々もスマートスーツの開発に際し、腰部への負担が顕著な農作業、とくに収穫作業を典型的な作業事例として、コンセプト・モデルの設計に反映しました。
 過日、農場に試作品を持ち込み、大根の収穫作業でモニタ試験を実施いたしました。

 
中腰の状態を維持し、大根を引き抜き包丁で葉を落とします。


作業中はずっと中腰を維持するため、自分の重さが負担となります。


収穫した大根をコンテナに入れるのも腰に大きな負担となります。

 


モニタ試験では現場の要望をいただきました。

 


お土産に大根を頂戴し、大満足の田中会長

(モニタ試験には、北海道栗山町の金丸農園さんにご協力いただきました。)